如何でしたでしょうか。
今回は事例のため項目数が少なかったですが、ご自身にあてはめて頂くと、もっとたくさんの「長所」や「機会」が発見できると思います。
ちなみに私も自分で分析したところ、項目数は事例の倍以上ありました。
以下にSWOT風自己分析の特徴・メリットをまとめました。
- SWOT分析を転用することで、自分自身だけでなく、自分と外部環境との組み合わせを考える
- 「未分類」としたものの中にも、状況によっては「長所」や「心地よい環境」に分類することも可能
<例>簿記2級所持 → 経理・財務系職種への転職を検討出来る、同ジャンルの上級資格への足掛かりになる - 自分の個性だけではなく、環境も大きく左右する要因であることを再認識できる(逆もまたしかり)
- 自分自身×外部環境での自己分析の習慣を身につけることで、他者分析するときにも役に立つ
<例>〇〇さんは何でも出来て羨ましい → 私が知らないところで努力している、自分を活かせる環境を選んでいるのでは? - 習慣化することで、転職時の職歴書や、初めて会った人への自己紹介をする際にアピールポイントがすぐに思いつける
- 苦手分野も、闇雲に避けるだけではなく、回避する手段や、回避できない時の対処方法を考えることが出来る。
<例>行動制限で趣味の旅行に行けない → オンライン旅行する、今までの旅行をブログ化する、次回行く時の資金を貯める、など
<参考文献>
「通勤大学MBA2 マーケティング」(総合法令出版)
「はじめてのマーケティング」(有斐閣ストゥディア)
「マーケティング実践テキスト」(日本能率協会マネジメントセンター)
「マーケティング実践講座」(ダイヤモンド社)