一日活動して疲労がたまると、脳内では「アデノシン」という物質が蓄積しています。
アデノシンが睡眠のスイッチを押してくれます。

すると、体は休養モードに入ります。
副交感神経が優位になり、リラックスし、体温が下がっていきます
充分に体温が下がると、睡眠モードに入ります。

睡眠には、深い睡眠状態になる「ノンレム睡眠」と、睡眠レベルが浅い「レム睡眠」があります。
ノンレム・レムが1セット=90分前後で、これを4~5回繰り返します
最初の1クールでぐっすり眠り、脳と体の疲労を回復します。
「成長ホルモン」はこの時に分泌されます。
少しずつレム睡眠の時間が長くなり、朝へ向けて、起きる準備が始まります。

明け方になると、今度は交感神経が優位になり、血圧や体温が上昇し始めます。
充分体温が上がったところで、目覚めます。

この流れがスムーズに行われると、熟睡感が得られ、朝も無理なく起きることが出来ます。

入眠~目覚めまでの睡眠の流れ
<入眠~目覚めまでの睡眠の流れ>

目次

  1. 睡眠の流れ(入眠~目覚め)
  2. ≪次≫ 睡眠の果たす役割
  3. 何が睡眠の邪魔をするのか?
  4. 良い睡眠のための条件とは?
  5. Q&A
  6. まとめ