相手を変えることは出来るのか?

相手を変えることは出来るのか?
相手を変えることは出来るのか?

家族、友人、上司部下、同僚、ご近所、ママ友、親戚、義実家…。
色んな関係性の中で、「この人のこの習慣・癖・性格さえなければ…」と思うことは多々あるでしょう。もちろん私にも覚えがあります。
身近であればあるほど、自分が何とかして変えてやろう、と情熱を燃やすパターンもあります。

私の考えでは、「出来るか出来ないか」ではなく、その部分に「関わらない」ことをお薦めします。

理由①:どんな習慣も「その人の歴史の一部」

他人から見たら困った習慣や癖でも、本人が生まれて生きてきた過程の中で、何らかの必要性があって(または代償として)身につけたものです。
例えば喫煙。一般的には健康に良くない上に、副流煙による周囲への影響もあり、あまり好ましい習慣ではないと思われています。
しかし喫煙をするその数分で、気持ちを切り替えリフレッシュし、疲れた中でも改めて「頑張ろう」と思えるためのコーピング(ストレス対処法)のひとつかもしれません。
どんな過程で喫煙という習慣を身につけたのか、そこへ至るまでの葛藤を含めて理解するのでなければ、「止めろ」と言われても本人も納得しないでしょう。
そこへ踏み込むのは容易ではありません。

理由②:変わるか変わらないかは「本人次第」

いわゆるアドラーの「課題の分離」です。
その習慣・癖・言動によって起こる事態を、最終的に引き受けるのは誰か
引き受ける人の課題なのです。
上記の喫煙でいうと、続けることで健康を害したり、周囲から人が離れていったり、たばこ代でお小遣いが減って趣味を楽しめなくなったりしても、最終的にデメリットを引き受けるのは本人です。
家族として喫煙の害を心配するのは当然ですが、「他人の課題」に踏み込むと、本人の抵抗に遭って、不必要な摩擦やイライラのもとになります……。

理由③:他人を変えたいと「思う理由」

突き詰めると「相手のため」ではなく、「自分のため」だったりします。
自分の子どもにいい大学に進学してほしいと思うあまり、勉強を強要する場合。
裏には自分のコンプレックスがあるのは分かりやすい例です。
子どもの将来がどうなるかは「本人の課題」。
自分は「自分の課題」に取り組みましょう

理由④:本人が変わりたいと相談してきたら「手伝う」

ただしあくまで「お手伝い」。
メインで動いて頑張るのは「本人」です。その人の課題ですから。


自分と相手の境界線をはっきりさせて、お互いに相手の領域には踏み込まない
そうすることで尊重が生まれ、外側から見守ることで本人は成長し、自分も不必要なストレスから解放されるでしょう。

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