うつ病になったら腹をくくる

腹をくくることでうつ病と向き合えるようになる
腹をくくることでうつ病と向き合えるようになる

自分や家族、身近な人うつ病になった時。
経験がなければ(普通無い)慌てます。焦ります。不安になり冷静に考えることが難しくなります。
しかし、緊急事態に一番大事なのは、慌てない、焦らない、冷静になること。
腹をくくることが必要です。

1. なっちゃったものはしょうがない

居直りましょう。
乱暴な言い方に聞こえたら申し訳ありません。
しかし、うつ病に限らず病気はなってしまったら後は治療してリハビリして再発予防するしかありません。
病気にならなかった過去には戻らないし、戻らない過去に対して「あの時〇〇していたら」をぐるぐる考え続けても辛くなる一方です。

うつ病本人はすぐに居直ることはできないかもしれませんが、家族は心がけてみましょう。
良い意味で、家族は他者(うつ病本人ではない、ということ)なのですから。

認知的不協和

自分の持つ認知と、他者・周囲・環境の認知の間にずれがある場合、ずれを解消しようとする心の動きのことです。

分かりやすい例では、喫煙。
タバコの害を聞いた喫煙者が、「自分は病気になるほど吸ってない」「タバコ吸ってるけど運動もしてるから健康だ」と、喫煙によって被るかもしれないデメリットを他の要素で否定します。

これを逆利用しましょう。

【自分の認知】うつになって辛い、自分はもう普通じゃない、今まで通り生活できない
【自分以外の認知】うつ病は病気だから治療法がある、メンタルヘルス支援制度もある、うつ病になっても働き方やライフスタイルを変えて生活できる

自分はうつを全部受け止める。その上で対策を取る。何かあれば周りに助けてもらえばいい。
辛いのだから周囲に甘えて頼っていい。

2. 「うつは心の風邪」とは?

「うつは心の風邪」というキャッチコピーがありますが、あれは誤解を招いていると以前から思っています。

✕風邪=薬飲んで寝てれば治る⇒だからうつ病も薬飲んで寝てれば治る
〇風邪=いつでもだれでも罹る可能性がある一般的な病気⇒だから他人事と思わず予防を心がけよう

です。
ですから、「風邪のように簡単な病気に苦しむ自分はダメな人間なんだ」と思わないことです。
とてもとても辛い病気です。そして簡単に治るものでもなければ、回復しても「心の癖(認知)」や、「うつになった環境」が変化していなければ、再発するリスクはあります。

うつを甘く見ないことで、腹をくくって向き直ることで、怖い病気ではなくなります。
対処法はあります。その為に医療・福祉・心理の専門家がウヨウヨいるのですから。

3. うつ病対策5か条

一、 絶対安静
一、 主治医と仲良くなる(何でも相談できる関係になる、信頼する)
一、 遠い未来については考えない
一、 うつ病を隠さない(隠さないことで頼ることが出来る)
一、 原因追及より問題解決思考を持つ


病気になってすぐに腹をくくることは難しいと思います。
そこに至るまでに様々な葛藤があるでしょう。
しかし、時間を置くことで、「なるようになる」と思える時が来ます
八方ふさがりだと思っていた未来に、色んな可能性や選択肢があると知ることが出来ます。

こうしてインターネットを見ている時点で、解決へ向けて動き出している証拠です。
あとは焦らず、慌てず、落ち着いて、「今」と向き合いましょう。

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