人間の体にはたくさんの神経が通っています。
まずは大きく分けて「中枢神経」と「末梢神経」があります。「末梢神経」には「自律神経」と「体性神経」があります。
自律神経の中にはさらに「交感神経」と「副交感神経」があります。
この「交感神経」と「副交感神経」がバランスよく活性化することで、自律神経が正常に動作します。
しかし、交感神経と副交感神経は、ストレスや刺激に対して敏感な特性を持っています。
本来なら副交感神経が優位にならなければいけない夜間に、外界からの刺激を受けると活性化が阻害されてしまいます。すると、「活動」をつかさどる交感神経が活性化し、眠ることが出来なくなります。
結果として翌日は睡眠不足・休養不足のまま学校へ行ったり会社で仕事をしたりしなければならなくなり、二日分の疲労を背負うことになります。
過大な疲労が緊張状態を生み、それがストレス化して、自律神経のバランスを乱してしまうのです。