【コミュニケーション】「すみません」という言葉の使い方
コミュニケーションは、基本、言葉を使ったやり取りです。
勿論非言語(表情、声のトーン、身振り手振り)も重要ですが、
言葉ほどストレートに気持ちや意思を伝えてくれるものはありません。
今回は「すみません」という言葉にスポットを当てたいと思います。
「すみません」、とても便利な言葉ですが、便利すぎて多用しすぎていませんか?
「すみません」の3つの意味
①謝罪
- 申し訳ありません
- ごめんなさい
②声かけ
- 失礼ですが…
- 今よろしいですか?
③感謝
- ありがとうございます
- 助かります
- よろしくお願いします
この3つをごちゃ混ぜにして使っていませんか?
何を伝えたい?
「すみません」と言う時、
あなたが伝えたい気持ち・考えはどれでしょう?
何か意味があって言っているはずですが、言われた人はどんな意味か分かりません。
その時の自分の心情に沿っている言葉を使ってみてはどうでしょうか?
「すみません」より「ありがとうございます」
例えば。
他人に何かをしてもらった時。
エレベーターで「開」ボタンを押してもらった。
落とし物を拾ってもらった。
通路を先に譲ってくれた。
そんな時、咄嗟に出てしまう「すみません」ですが、それよりも
「ありがとうございます」と言われたほうが嬉しくありませんか?
「すみません」は口癖になる
「ごめんなさい」と誤解する
「すみません」は、感謝と一緒に謝罪も出来るとても便利な言葉。
ですが、本来「感謝」だけでいいのに、謝罪も込めて使ってしまうと
「自分、いつも謝ってばかりいる気がする…」と、自分で誤解しかねません。
立て続くと自己肯定感へも影響します。
また、便利な言葉だけに、「とりあえずすみませんって言っておけばいいや」という誤解を相手に与えかねません。
いつでもどこでも「すみません」は、結構要注意です。
「すみません」を、
今日は何回使いましたか?
本当はどんな気持ちを伝えたかったのでしょうか?
的確な言葉を使って、コミュニケーションを充実させていきましょう。