気分が落ち込んだ時の対処法
仕事でミスした、誰かと気まずくなった、最近ツイてない、など。
気分が落ち込むことはよくあります。
よくあることなのに、中々立ち直れない時もありますよね。
気分が落ち込んだ時にすぐやることは、「その場から離れる」ことです。
離れ方その1:落ち込んだらまず「寝る」
睡眠をとることで、以下のようなことが起こります。
- 脳内で情報が整理される
- 脳が休息を取ることが出来る
- 気分が落ち込んだ原因や場面を繰り返す作業から切り離される
休息を取って回復した脳は、余裕と落ち着きを取り戻します。
その後で、まだ気になるようなら落ち込んだ事件について考えてみましょう。
眠れたかどうかも、落ち込み度合いのバロメーターにもなります。
離れ方その2:落ち込んだら「遊ぶ」
落ち込んだ原因や事件とは別のことを考えるのです。脳が「その場から離れる」ことが出来ます。
何でもいいと思います。遊技場や旅行に行く必要はないです。例えば、
- ゲーム
- 家事(掃除、洗濯、料理)
など、手作業を伴うものがいいでしょう。
手先の動きに集中することで、脳が別の働きをし始めます。
本を読むのでもいいかもしれませんが、気が散って集中出来ない人が多いと思います。
料理は、出来れば手の込んだ、作ったことが無いメニューを作りましょう。料理自体は失敗してもいいです。目的は「脳を落ち込みから切り離す」ことですから。
テレビや映画は受動的なので、気が付けば落ち込みの原因を考え始めてしまう可能性が高いです。
メディアで気分転換するなら、出来るだけ双方向性が高いものを選びましょう。
気を付けるポイント
立ち直る、気分が軽くなる、と言う状態を目指すと、安易な方法を取りがちになります。
お酒を飲む、ギャンブルをやる、など。
目的は「脳の働きを落ち込みから切り離すこと」です。
結果として立ち直れたり気分が軽くなるかもしれませんが、あくまでオマケだと思っておきましょう。
≪おまけ≫落ち込み過ぎないために便利なことわざ7選
- 災い転じて福となす
- 人間万事塞翁が馬
- 捨てる神あれば拾う神あり
- 失敗は成功の母
- 七転び八起き
- 明日は明日の風が吹く
- No Rain, No Rainbow
何故落ち込んだのか、何故元気になれないのか、のような「原因追及」は、実はあまり効果ありません。
物事が上手くいった時に成功要因がよく分からないように、失敗した時も「犯人」がいるとは限りません。
考えすぎることで、どんどん気分が落ち込んで、夜眠れなくなって食欲も落ちて、健康を害することにもつながりかねません。
一旦落ち込みから自分を切り離す、そして冷静になってから「明日からどうしようか」を考えるほうが、時間も気力も有効活用できるのではないでしょうか。