転職しまくってた過去の自分より
気が付けば四月も半ばですね。
4月1日入社の方々は、あっという間の二週間でしたでしょうか。または「まだ二週間…」な感じでしょうか。
新しい環境というのは人間関係以外でも何かとストレスがかかるもの。希望の学校・会社・環境に変わったとしても、「変化」そのものが人にはストレスです。
疲れている自分を感じたら、遠慮なく甘やかしましょう。
私は今まで十回近く転職しています。派遣社員も数年経験しました。一つの派遣会社の中での派遣先の変更もカウントすればもっとかも。一つの職場に一年居たら「長いなあ」なんて考えて、特に理由もなく契約終了を申し出ていたのですから気楽なものです。
転職を繰り返す中で、もちろんデメリットも多いのですが、メリットが無いわけではありません。
個人的な感想ですが、
- 「一年生」の気分を大人になってから何度も経験したことで、年齢や経験年数で人を判断することはない
- 「前の会社では…」というような拘りを転職先に持ち込むことがない
- 意識しないうちに色んな業種を経験出来た
などでしょうか。今思いついただけなので他にもあるかも。
ただ、新しい環境に入った時は、もちろん緊張とストレスだらけでした。その時考えていたのは、「半年頑張ろう。半年後には自分で全て判断できるようになるために知識と経験を身に着けよう」と言うことでした。
具体的には、その職場で、分からないことがあったとき誰に聞くのが一番早いか、誰に決裁を取るべきなのか、コミュニケーションで気を付けるべき相手は誰か、などです。
これが分かると身動きがとりやすくなります。
もしどうしても「ここで長く続けるのは無理だ」と思ったら、数回は人に相談しました。派遣社員であれば派遣元の担当営業に、正規社員であれば上司に。しょっぱなから「辞めたい」というのはほとんどケンカを売ってるようなものなので、具体的な悩みを相談します。そこで納得できる回答が得られたり対策を取ってもらえるなら続ける。
どっちも無いなら辞めました。最終的に一番大事なのは自分の心の健康ですから。それを知ったのも、結婚当初に夫がうつ病になったお蔭かもしれませんね。
日本の場合、非常に良いタイミングで「ゴールデンウィーク」があります。まずはここで土日以外の休みがありますから(そうでない業種もありますが)、それを励みに頑張ってみては如何でしょう。
この時にストレスを発散して連休明け以降も頑張れるエネルギーを溜めることが出来れば、まだしばらくは頑張れると思います。
逆に、疲れ切った状態で連休に突入すると、連休中の過ごし方に注意が必要です。考え方によっては「もう仕事に行きたくない」と考えてしまう場合もあります。
そうなりそうであれば、連休に入る前に誰かに相談しましょう。職場の先輩・上司でもいいですし、同期入社がいるなら同期同士で悩みを共有し合うのもいいかもしれません。
いずれにしても「ガス抜き」が大事です。
無理しすぎないよう、気を付けましょうね。