≪謹賀新年≫2023年　ご挨拶

数年来続いている感染症の影響も和らいでいるようで、今年のお正月は久しぶりに制限のない新年を迎えている方も多いと思います。
とはいえ、3年も続いたコロナ禍生活ですから、「制限なしで」と言われても、すぐにそれ以前と同じように振舞えるわけでもありませんよね。

少しずつリハビリしていく必要があります。

コロナで制限されていたものは何でしょうか。
外出、交流、直接顔を合わせること、接触など。
病気にならない、広めないためとはいえ、これらは人が生きていく上で欠かせない要素でした。
我慢することも、他の方法を代用することも出来ますが、それでも少しずつ削られていくものがあったと思います。

振り返ってみて、この3年はどんな期間だったでしょうか。
親しい人に会うことも、好きなことを楽しむことも、大事な儀式を執り行うことも出来ず、またそれを残念に思うことすら憚られる状況でした。
しかし反面、久しぶりの邂逅やイベントに、改めてその価値を実感することも出来たかもしれません。
特別な何かでなくとも、普通の生活に感謝したり、新しい生活様式から生まれた新常識で心が救われたという人も多いと思います。

制限がなくなったから、全て元通り、ともいきませんし、元通りが「後戻り」になってしまっては、これまでの苦労が水の泡です。

コロナはまだ続いています。
それと共存しながらの「第三の生活スタイル」の中で、我慢するだけではなく「視点を変え」ながら、2023年を充実した年にしていきましょう。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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