嫌な上司に好かれようと努力しない
仕事をしていく上で必ずいるのが「上司」。
自分に一番影響力がありながら、中々気が合うことがないのが「上司」。
頑張ったことを台無しにしてくれることが多いのも「上司」。
かといって無視することも出来ないのが「上司」ですよね。
ほとんどの方は、日々の勤務を少しでも心安くするために、上司との関係改善を試みていることでしょう。
衝突を減らすため、相手の価値観に自分を合わせて、
違和感を感じながらも上司の言い分に「ですよね!」と賛同したりするでしょう。
とてもけなげです。
が、あえて言わせていただきます。
それは無駄です。
それは今だけ
無駄、というのはかなり乱暴な言い方ですが。
しかし、その人があなたの上司なのは今だけなのです。
その上司とあなたのお付き合いは、長くて数年です。
長い人生の中のほんの一瞬だと思いませんか?
会社は人が動く場所
- 転職
- 転勤
- 異動
そのほかにも、様々な理由で人が流動するのが「会社」「職場」です。
明日にでも、ということはほとんどないでしょうが、このまま一生あなたと共にある相手ではありません。
嫌な相手に好かれようとする?
例えば恋愛を想定すればわかりやすいですが、相手に好かれようとすると、まずはその人はどういう性格か、どんな傾向があるか、何を好むかをリサーチしますよね。
同じようなことを「嫌な相手」に対しても行い、それに合わせようとしたら、気が付けばあなた自身が「嫌な奴」になってしまいかねません。
そうなりたいでしょうか。
<<<では、どうすれば?>>>
価値観をしっかり持つ
上司の価値観に合わせようとするから辛くなるのです。
自分なりの価値観を見出し、それに適うように行動しましょう。
同じ会社で働いているのですから、相手の性格や言動が気に入らなくても、どこかに一つくらいあなたの価値観と合致するものがあるかもしれません。
見つかればラッキーです。
そこを接点にしてコミュニケーションを取りましょう。
価値観とは?
- 自分が理想とする職業人とは?
- 会社・部署・チーム・顧客にとってメリットとなることは何か?
など、仕事をしていく上であなたが「大事にしたい」と思うことは何でしょうか。
それこそが「価値観」です。
気持ち切り替えて仮面をかぶって適度にバランスとりながら上司を手玉に取ることが出来るなら、それもアリでしょう。
しかし、自分の心身削って本当は嫌な人の価値観に合わせて苦しむのは、辛くないですか?
「嫌な上司に好かれようと努力することは意味が無い」のです。
あなたはあなたの価値観で生きていきましょう。