悩み事はとことんまで悩む!

悩みごとはとことんまで悩みつくす

「悩みが無くならない」ことも、「悩み」の一つです。
嫌なことが頭から離れず、楽しい時間も台無し、リラックス出来ず、いつもため息をついている。
とてもつらい日々ですね。

しかし、悩みについてどこまで「悩みつくして」いるでしょうか。

悩みとは、一般的に
不安、イライラ、嫌悪感、焦りといった、あまり嬉しくない感情を引き連れてきます。
当然、悩みたくないから、悩むことを止めます。
止めることが出来ると、一旦心は楽になります。
しかし悩み止めたからといって、悩みが消えてなくなるわけではありません。
(消えてしまう悩みなら、もちろんすぐ止めましょう)
時間差で、更に強烈になって復活します。
所謂「臭い物に蓋をする」だけです。

どうせ考えてしまう、いつか考えざるを得ないなら、とことんまで悩みつくす、というのはどうでしょう。

その1:建設的に「悩む」

とりあえず悩みが引き連れてくる感情を脇に置いて、どん底まで悩みつくしましょう
悩みの中身を徹底解剖し、開かずの扉が無い状態にします。
自分自身の中にある、自分が向き合いたくない感情も全部です。
嫌な過去が出てくることもあるでしょう。辛いですね。
でも何もかもを引きずり出して、「もうこれが限界!というところまで悩んでみましょう。
すると、悩みの深さが底を着いたときから、気持ちが浮上していきます。

これ以上の苦しみはない
最奥まで自分は向き合えた
逃げ続けていた感情・記憶から、逃げなかった

経験が、自信につながります。

その2:自分の価値=悩んでいる自分、ではない

悩んでいて苦しんでいるのは、確かにあなた自身です。
しかし、悩み=あなたの全てではありません。
もし悩み=あなたの全てであるなら、悩みながら仕事が出来ますか?学校へ行けますか?食事をしたり、ゴミを捨てたり、顔を洗ったりできますか?
悩みつつ別の日常をこなしていることが、悩み=あなた自身ではない証拠です。
悩みとは、あなたの思考の一部にすぎません。
あなたは悩みそのものより遥かに大きく深い存在なのです。

それを自覚してください。
自覚すると余裕が生まれます。
余裕が出来ると、「悩める」ようになります

その3:「悩む」のではなく「考える」

言葉の意味を調べると、以下のように出てきます。

悩む

・思い煩う
・心を痛める
・思うようにはかどらない

考える

・筋道を立てて頭を働かせる
・工夫する
・思いめぐらす
(出典:goo辞書)

頭の中でやってることは同じなのです。
どうせ時間も気力も使ってしまうなら、前向きに悩みについて「考えて」みましょう。
悩み止めてばかりいた時とは違う何かが思いつくものです。


私自身も、よく悩みます。
そして、とことんまで考えつくすことで、悩みが怖くなくなりました。
もちろん悩みが尽きることはありません。
しかし、「悩む力」が自分に備わっていることに気づけると、無暗に怖がることが無くなりました。

自分の中で悩む分には、専門的な知識もスキルも必要ありません。
普段あなたがやっていることを、もう少し集中してやるだけです。

手助けが欲しいときはいつでも頼ってください。
お待ちしています。

>>大人のメンタルカウンセリング|オンライン|惠然庵TOPへ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です