相談するにはコツがある

 仕事や普段の生活で、「相談」すること、されることはよくあると思います。
 しかし中々納得するようなものを得られないことって多くないでしょうか。
 それは何故か。

 そもそも「相談」とは。

 問題の解決のために話し合ったり、他人の意見を聞いたりすること。 またはその話し合い
(「コトバンク」より)

 です。

  • 分からないこと
  • 困っていること
  • 解決したいこと

 について、自分だけでは対応しきれない時、誰かの力を借りようとして発生する行動です。
 つまり、「相談」の目的は、「疑問・困難・悩みが無くなること」になります。

 でも実際は、目的が達成できないことありませんか?
 それは何故か…?

 ズバリ、相談になっていないから、なのです!

 ではどうしたらいいか… ポイントは2つです。

Point1:相談の目的を明確にする

  • 何を知りたいのか
  • 何が分からないのか
  • 何を解決したいのか

 など、自分が相談したい目的を明確にしましょう。

 例えば、あなたは未経験の業務を任されて不安になっているとします。
 何が不安なのでしょう。
 業務内容でしょうか、一緒にやる予定のメンバーとの人間関係でしょうか、
 または現在担当している業務の進捗に影響が出ないか、でしょうか?

Point2:正しい答えをくれる人に相談する

 目的が明確化出来たら、それに対する正しい答えをくれる人を探して、その人に相談しましょう。

【例】新しい業務を担当することになり、今やっている仕事に支障が出ないか不安
 ↓
×:その辺にいる同僚に聞く
〇:今やっている仕事を自分に依頼してきた人に相談する

 ここで大事なのは、「聞きやすい人」「正しい答えをくれる人」違う、ということです。
 間違った相手に答えを求めると、相手も困りますし、間違ったやり方で進めていくことによって自分も困ります。

 必ず正しい答えをくれる人はいます。


 これを繰り返していると、いつの間にか正しい知見や判断力が自分の中に蓄積されていきます。
 気が付けばあなたは「その場(会社・コミュニティ)に無くてはならない人」になっています。

 ちなみに、愚痴は離しやすい人に話すのが一番です。
 その時は是非、相手の愚痴も聞いてあげましょう。

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