相談相手がいない
責任感があって、周囲への気配りが出来過ぎてしまう人ほど、自分の悩みの相談相手がいなかったりします。
「悩んでいることが相談出来ない」という二重の悩み。
それでも、どうにかしたいという気持ちは同じです。
それをいくつかご提案します。
どうして相談出来ない?
- いつも相談を「聞く側」になってしまう
- 「人に相談しても仕方がない」と思っている
- 「自分の悩みなど相談する価値はない」と思っている
- 相談しても親身に聞いてもらえない(そういう経験が過去にあった)
- 心を許して相談出来る相手がいない
などが、理由としてはあるかもしれません。
では、どうすれば?
提案①:自分で自分の悩みを分析する
- (いつもやっている)頭の中でぐるぐる考えるだけの堂々巡りを止める
- 悩みごとを何かに書き出す
◎日記
◎SNS(カギをつける) - 一晩おいて読み返す
- 冷静な状態で読み返すことで、何か思いつく(かもしれない)
提案②:いつも自分に相談してくる人に相談する
- 相手が相談を持ち掛けてきた時(相手が話終わったとき)に「私もね」と相談する
- ギブアンドテイクなので「私の悩みなんて」と思う必要はない
- 自己開示にもなるため、その人とより強い関係が築ける
提案③:自分が欲しいのは「理解・共感」か「解決」かを見極める
- 「人に理解されたり・慰められたい」という望みはないか、自分に問う
⇒思っているなら誰かに相談してみる - 欲しいものが「理解・共感」ではない
⇒では何が「目的」なのか?を探る方向に、自分の思考を切り替える
提案④:悩みを細分化してから人に相談する
<例えば…>彼氏が欲しいが自分に自信がもてない
- 「いいな」と思う人がいても「自分なんか」と思ってしまうのを止めたい
- もっと綺麗になれればいいのに
- 綺麗になるために、自分を1つ変えてみよう!
- ヘアスタイルを変えるのはどうだろう?
- 「私にはどんなヘアスタイルが似合うと思う?」と相談してみる
提案⑤:完全な第三者に悩みをぶちまける
<例えば…>インターネットの掲示板、SNS
【メリット】
色んな角度から意見がもらえる
【デメリット】
どんな回答が来るか分からない。
(それによって更に傷つく可能性もある)
あえて「専門家、カウンセラーに相談する」という選択肢は外しました。
しかしもちろんそれもアリです。
相談とは、悩みを解決する以外の役割もあります。
自己開示することで、相手との心の距離が縮まったり、
辛い気持ちを共有することで関係が深まったりします。
あなたの「望み」は何でしょう?